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2023.09.01
床の改修(岡山市中区福泊 Y邸)
岡山市中区の住宅リフォーム専門店、住宅工房なごみ㈱の佐藤です。
今回は、岡山市中区福泊にお住いのY様からのご依頼です。
一見普通の居間ですが、築40年以上の
あるハウスメーカーの戸建て住宅です。
通常、床材はフローリングだったり畳だったり、
写真のようにカーペットだったりと様々ですが、問題はその下地でした。
フローリングは通常12㎜厚が多く、畳の下地の場合は12㎜厚程度の
ヒノキや杉の15㎝幅くらいの荒板が使われています。
このお宅のカーペットの下地は、20㎜厚のパーティクルボードでした。
パーティクルボードとはあまり聞き慣れないかもしれませんが、
ざっくりいうと、木材チップを加熱圧縮した板です。
パーティクルボードのメリットもたくさんありますが、
他の板材と比較すると強度が低かったり、
湿気や水に弱いというデメリットがあります。
このお宅も経年劣化と湿気が多かったのか、
床がフワフワするというよりかは床が抜けそうになったり、
実際床が抜けたところもあります。
弱ったパーチクルボードを全部撤去して、
24㎜の構造用合板を貼りました。
通常、構造用合板の上にフローリングを貼ることが多いのですが、
今回はY様のご希望でクッションフロアを貼りたいということで、
9ミリのラワン合板を貼りました。
フローリング柄のクッションフロアを貼って仕上げました。
床のどこを歩いても、踏み抜けそうなところはありません。
床リフォームのご相談は、住宅工房なごみ株式会社にご相談ください。
電話 086-276-2138(平日9:00~18:00)