コラム COLUMN
2022.07.27
本当にそれは必要ですか?
前回、部屋にあるものを全部引っ張り出してみてくださいとお願いしましたね。
そしてそれを3つのグループに分けてくださいとお願いしました。
①必要なもの
②いま必要でないが捨てるかどうか迷うもの
③必要ないもの
に分類できましたね。
③は、もうあなたにとっては必要の無いものということですよね。もしかしたら、あることすら忘れていたものもありませんか? 忘れているということは、必要なときにまた新たに買い足すことになります。
1年以上使う予定の無い物は、たいてい収納の奥の奥にしまってあったりして必要なときにすぐ取り出せなかったり、どこにあるのか探さなければならなくなり結局、すぐ間に合わないので買わざるをえないということになります。どうせ買うのなら、必要なときに新しいものを買ったほうが良いですよね。
捨てるタイミングを失っていた人は、いまがチャンスです!
今日です!いまですよ!
また後で捨てよう。なんて考えてたら、とりあえずしまっておこうということになって、そのまま忘れるんですから...。
だから今です!
②のなかにあるもったいないとかまだ使えると思うときは、誰かに使ってもらうことを考えたり誰か必要な人に買ってもらうというのはどうでしょう?少しは気が楽になりませんか?
もしかしたら使うかもしれないと思うものは、もし1年以内に使わなかったら処分すると自分で期限を付けて、期限が過ぎたものは③のグループに入るわけですから思い切って処分しましょう。
写真や思い出の品物なども捨てにくいものではないでしょうか?
写真は、例えば箱を1つ用意して、この箱に入りきらないものは処分する。そのためには厳選しなくてはなりませんが...。
子どもさんの絵などや置物等は、どうしても処分できないもの以外は写真に撮って、その写真を残して置くようにすれば、かなりのスペースが出来ると思います。
また、僕には若い頃からずっと貯めた?専門書がたくさんありました。専門書は一般の書籍と比べると高価ですから、余計に捨てられませんでした。専門書といっても、今の仕事には直接関係無いゼネコン時代に参考にした本もかなりありました。
冷静に考えてみれば専門書などは技術書ですから技術は日々進歩しているわけで、3年も5年も経った情報はいまやもう古いわけです。あたらしい技術について書かれた本は書店やインターネットで最新の情報を手に入れることが出来るからとっておく必要はないのに。
なぜ捨てられないのでしょうか?
買うときに高かったということもありますが、昔ゼネコンに在籍していたことに対するなにか心にある誇り?もしかしたら埃かもしれませんね。自分が頑張ってきたんだという証みたいな...。それを捨てるということは、頑張ってきた自分を否定するような気がします。
結局は過去の自分に決別出来ていないがために捨てられないのです。過去に引きずられること無く、今の自分を自分が受け入れて、新しい自分に生まれ変わるためには古い何かを捨てる必要があります。
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、プライドや心の中にある思い出、信念等々大切なものまで処分しろといっているのではなくものにとらわれないで欲しいといっているのです。
サッパリしてリフレッシュしましょう!新しい自分が発見できるかもしれませんよ?
今日はここまで。